大人といえば…?

(大野 圭代)

とうとう先日、毎週楽しみにしていたテレビドラマ「逃げ恥」が終わってしまい、今は第1話からもう一度見直すのにはどの方法がベストか、そればかりを考えています。

 

今年はドラマ、映画のヒット作がたくさん出ました。

映画では「シン・ゴジラ」「君の名は。」

テレビドラマでは「逃げるは恥だが役に立つ」「真田丸」。

 

「君の名は。」だけはまだ見ていないので、わからないのですが、最近のヒット作はただの特撮もの、恋愛もの、ではなく政治的・社会的な要素が入っていることが特徴のようです。

よく考えればもう日本の人口の半分近く(!)が50歳以上なのですから、「大人」の鑑賞にも耐えられることがヒットの条件になるのは納得です。

そういえば、最近のヒット作は「半沢直樹」「あまちゃん」「下町ロケット」「あさが来た」

…40代以上が皆はまりました。

 

人口問題研究所によると、東京オリンピック開催年の2020年には、50代以上人口は6,000万人となり、日本の人口の過半数を軽く超えていきます。

さらに40代以上となると、約7,800万人です。

20歳以上の「大人」が約1億人と推定されますから「大人の10人に8人は40代以上」つまり、「大人といえば40代以上」という世の中になっているわけです。

 

高齢化社会になる…ということは「おじいさん、おばあさん」が増える、みたいな認識でしたが、実はその前に空前の「大人社会」になるということです。

 

そういえば、お菓子のネーミングにも旅行などの企画商品にも「大人の○○」が多くなっています。大抵リッチで優雅なイメージがあって、つい手に取ってしまいます。

これは表面的な「シニアマーケティング」ですが、消費を大人が握っていることは事実で、商品や映画・ドラマなどのコンテンツは、いつもまにか「40代以上のハートにささる」ことが必須になってきているのですね。

かといって40代以上だけで盛り上がってもさみしい。若い人も一緒に楽しめることの方が嬉しい、となかなかハードルは高いのですが、今後もそういった作品がドンドン出てきてくれることを期待します。

世の中全般いろいろなお仕事に通じると思いますが、40代以上のハートにささるものは40代以上が作る必要があるので、体さえ健康であれば定年は70歳くらいになってもいいかもしれません。

 

それにしても、「逃げ恥」は秀逸でした!

20代にも30代にも40代にも50代以上にも、男性にも女性にも支持される仕掛けがふんだんにあって、毎回よくできていました。見ないともったいないくらいです。(言い過ぎ?!)

 

…さて、「真田丸」も終わったし、、来週からどう過ごせば…。

とりあえず、冬休みには「君の名は。」を見なくっちゃ。