108

(大野 圭代)

「108」  この数字を聞いて何を連想しますか?

 

煩悩の数!と思った人は正しい(?)日本人ですね。

でも、実はこの数字、「プロポーズ」の意味だそうです。

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7年の交際期間を経てとうとう娘が結婚することになりました。

赤いバラを108本とそれをいける大きな花瓶までいただいて、家の食卓はすっかりゴージャスな雰囲気に。

彼とは何度も会っていますし大賛成なので、これからが楽しみです。

 

最近の結婚事情は私たちの頃とはまるで変っていて、「へえーっ」と驚くことばかりです。

まず最初に入籍して、同居して、それから結婚式や披露パーティーをしたりしなかったり。

結納もしたりしなかったり、また当然仲人さんなどは存在しませんし。

たいてい当人達が話し合って決めるようです。

両家顔合わせ会も二人が主催してくれるそうなので、親からはアドバイス程度です。

 

しきたりや慣習を重んじて親の言うとおりにしていた昔と違って、今の若い人はしっかりしているなあ、と感心しきりです。

でも「昔はトラックに紅白のリボン付けてね…」とか、「結納はこんぶとかスルメとか、鶴や亀の水引を飾って…」とか話すと「何それ、面白そう!」と興味深そうに聞いてくれます。

 

昔ながらのしきたりとか慣習に則ったものも、今から思えばいい思い出なので、そういった日本の婚礼文化が途切れてしまうのはなんだか少しさみしいような気がします。

 

ところで、108本のバラの花を見た夫が「これ、なんぼしたのかな?」と言って、娘に叱られていました。

いえいえ、それが正しい(?)関西人ですよね!